【「にがり」で整う潤い肌5】
素敵な笑顔でお過ごしでしょうか。
エシカルローザの角屋由華でございます。
昨日は「にがり」の成分についてお話ししましたが、本日は日本化粧品技術者会(SCCJ)の会員として、成分の特性を正しく理解し、安全に配慮した「手作りにがり化粧水(美容液)」の処方とその解説を、エシカルローザの角屋由華の視点でお伝えします。
5日目:専門家が教える「にがりミネラル化粧水」の作り方
大人の揺らぎ肌は、バリア機能が低下し、角質層のラメラ構造が乱れがちです。にがりに含まれる主成分「塩化マグネシウム」は、皮膚のバリア機能に欠かせないセラミドの合成をサポートする重要な因子として、化粧品科学の分野でも再注目されています。
今回は、ご家庭で手軽に作れる、シンプルかつ理にかなったレシピをご紹介します。
■ 基本のレシピ(出来上がり約50ml)
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精製水:50ml(薬局で購入可能)
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天然にがり:2〜3滴(※必ず「食品添加物」として認可された純度の高いもの)
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グリセリン:小さじ1/2(保湿力を高めるため)
■ 作り方
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煮沸消毒した清潔な保存容器を用意します。
2.精製水、グリセリン、にがりの順に入れ、蓋をしてよく振って混ぜ合わせます。
技術者としての解説:なぜ「にがり」が良いのか?
1. セラミド合成の鍵(マグネシウムの力) 皮膚の角質細胞間脂質の主成分であるセラミドは、アシルセラミド合成酵素などの働きによって作られます。マグネシウムイオンはこのプロセスを補助し、肌自らが潤う力を助ける「角質層の土台作り」に寄与します。
2. 浸透圧とミネラルバランス にがりは、海水から塩(塩化ナトリウム)を取り除いた残り。そのため、ナトリウムが少なく、マグネシウム、カルシウム、カリウムなどのミネラルが凝縮されています。これらはNMF(天然保湿因子)の一部としても重要です。
安全にご使用いただくための注意点(重要)
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濃度の遵守: 「にがり」は非常に濃度が高い液体です。原液を肌につけると、高濃度のマグネシウムや僅かに残る塩分が刺激(ピリピリ感)の原因になります。まずは**「50mlに対して2〜3滴」**という低濃度から始め、ご自身の肌の状態に合わせて調整してください。
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防腐剤未配合: このレシピには防腐剤が含まれていません。非常に雑菌が繁殖しやすいため、冷蔵庫で保管し、1週間以内に使い切ってください。
パッチテストの実施: 揺らぎ肌の方は、必ず腕の内側などでパッチテストを行い、赤みや痒みが出ないか確認してからお顔にご使用ください。
角屋由華からのメッセージ
最新の皮膚科学でも、ミネラルと肌の相関関係は非常に深く研究されています。市販の化粧品も素晴らしいですが、こうして成分一つひとつの役割を知ることで、自分の肌をより愛おしく感じられるはずです。「何が入っているか」を自分で把握し、肌を慈しむ。そんなエシカルな自愛ケアで、揺らぎに負けない輝きを共に創っていきましょう。
大人の揺らぎ肌には、外から与えるだけでなく、肌本来の「守る力」をサポートすることが大切です。
エシカルな暮らしは、知ることから始まります。海の恵みを、賢く、安全に、あなたの美しさに取り入れてみてくださいね。
「輝麗共創」共に美しさを育んでいきましょう。
明日は、このケアと合わせて行いたい「むくみ」へのアプローチ、最終日のまとめをお届けします。
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