乳液が水っぽい理由とは?

乳液が水っぽい理由とは?

素敵な笑顔でお過ごしでしょうか。
エシカルローザの角屋由華でございます。

スキンケアの中でも、とくに“肌を守る”役割を担う乳液。
けれど時折、こんなお声をいただきます。

「久しぶりに使おうとしたら、乳液がサラサラの水みたいに…」
実はそれ、成分の“分散バランス”の乱れが原因かもしれません。

乳液という化粧品は、油分の粒子が水の中にふんわりと散りばめられ、まるで網の目のような繊細な構造をつくり出しています。
そのおかげで、私たちの肌にとって心地よい“とろみ”が生まれるのです。

ところが、保管中の気温や湿度、ふだんの開け閉めの仕方などによって、この微細な分散状態が崩れてしまうことがあります。
すると、粒子が一部で寄り集まり、粘度が落ちて水っぽく感じられるようになるのです。

この変化は、見た目や感触にはあらわれても、品質としては大きな問題がない場合がほとんどですので、そのままお使いいただいても大丈夫です。
ただし──

  • 明らかな変色がある

  • 香りに違和感を感じる

  • 油と水がはっきり分かれている

このような状態であれば、品質が変質しているサインかもしれません。無理に使わず、思いきっておやすみを。


◇ 日本発、“乳液文化”の知恵

実は乳液は、日本ならではの美容文化のひとつ。
湿度の高い環境でも快適に使えるよう、油分を抑えながらも肌をやさしく守る「軽やかさ」と「しっとり感」のバランスが追求されてきました。

乾燥しがちなエアコン下でも、皮脂の代わりにうるおい膜をつくってくれる乳液。
とくに揺らぎやすい大人肌には、“毎日使う”ことがなによりのご褒美になります。

明日は、乳液の話を違う角度からご紹介いたしますね。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。
エシカルローザの角屋由華でした。

▲乳液が水っぽい理由とは?

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