【夏香る肌の流儀】
素敵な笑顔でお過ごしでしょうか?エシカルローザの角屋由華でございます。いつもご覧いただき心より感謝申し上げます。
夏の肌に、香りというエレガンスを。
湿度をたっぷり抱えた空気が肌にまとわりつくようなこの季節。
「汗と香り」、このふたつの距離を縮めるだけで、私たちの夏の印象はぐんと洗練されます。
本日は、大人肌の香りのたしなみについて少しだけ深掘りしてみましょう。
オーデコロンのルーツは“驚愕の水”
オーデコロン(Eau de Cologne)とは、フランス語で「香りの水」。
とはいえ、もちろん水ではなく、アルコールに香料を溶かしたもの。
18世紀のドイツ・ケルンで「驚愕の水」という名のもとに登場し、その後フランスの兵士たちがパリに持ち帰ったことで、世界に広まった香りの歴史。
ベルガモットやレモン、ネロリ、プチグレンなど、太陽と風が育てた柑橘系の植物から採れるエッセンスが、主成分として使われています。
その爽やかさと軽やかさが、湿度の高い日本の夏と、実はとても相性が良いのです。
香りのマナーは“清潔感”から始まる
オーデコロンの香料濃度はわずか3〜5%。
だからこそ、入浴後や朝の身支度の仕上げに、さらりとまとうだけで上品な香りの余韻を演出できます。
ただし、香りはマナー。
汗臭対策の前に、まずは清潔な肌と衣服が香りを活かす土台になります。
私自身は、香りが上へと漂う性質を活かして、足首や裾にひと吹き、そして髪の下の方にさりげなくスプレーしています。
ハンカチやカーテンの裾、布張りの肘掛など、繊維に残る香りの演出も、日常に優雅な余白を生んでくれます。
香りと肌、その密やかな関係
夏の汗は、香りと混ざり合いその人だけの個性を持った香りへと変化します。
それがオーデコロンの魅力のひとつ。
ただし、柑橘系の香料に含まれるベルガモットなどの精油には、光感作作用があります。
肌につけた部分を直射日光に晒すと、色素沈着やかゆみを引き起こすリスクもあるため、外出前の使い方にはご注意を。
香りは、脳を緩め、自律神経にも届く
最新の研究では、柑橘系の香りには副交感神経を優位にし、血圧や心拍を整える効果があることも分かってきました。
香りは“鼻から入るサプリメント”のようなもの。
夏の疲れや気分の沈みには、香りの力を借りてみるのも一案です。
夏は、汗を恐れる季節ではなく、“香り”で楽しむ季節。
お気に入りのオーデコロンと共に、心地よい湿度を味方につけて、
あなたらしい“香り美人”の夏を過ごしてみませんか?

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