【美肌習慣の洗浄新常識】
素敵な笑顔でお過ごしでしょうか?エシカルローザの角屋由華でございます。いつもご覧いただき心より感謝申し上げます。
日本人の美意識と入浴文化は、時代とともに変化してきました。かつて、日本人は穀物や野菜中心の食生活を送っていたため、体臭が少なく、強力な洗浄剤を必要としませんでした。しかし、明治維新以降、西洋文化の流入とともに食生活が変わり、石鹸の使用が一般的になりました。それでも、現在のような肌に優しい石鹸が誕生するまでには、およそ100年の試行錯誤があったのです。
昭和30年代以前、多くの家庭にはお風呂がなく、銭湯通いが一般的でした。入浴の頻度も少なく、食生活も今とは異なっていたため、肌の乾燥やダメージのリスクが低かったと考えられます。しかし、スキンケアの知識がまだ十分に広まっていなかったため、当時の人々は洗浄力の強い石鹸で髪から足の先まで一気に洗うのが普通でした。その頃の石鹸は遊離アルカリの含有量が高く、脱脂力も強かったため、洗顔後に肌がつっぱることが多かったようです。
やがて家庭風呂が普及し、日本人の入浴習慣が大きく変化しました。毎日入浴し、毎回ボディソープや石鹸で洗うことが当たり前になったことで、入浴が単なる清潔維持の手段から、リラックスやスキンケアの時間へと進化していきました。それに伴い、石鹸も時代に合わせて改良されてきました。洗浄力を適度に抑え、保湿成分を配合し、豊かな泡立ちと滑らかな使用感を持つものが求められるようになったのです。
さらに、シャワーの普及により、ボディ洗浄の頻度が一層高まりました。その結果、皮脂が過剰に洗い流され、敏感肌の方やシルバーエイジ世代の方々の間で、肌トラブルが増加しているといわれています。特に入浴直後は、肌の水分が蒸発しやすい状態にあります。だからこそ、時間と戦うつもりで、素早く適切な保湿ケアをすることが大切です。
入浴は、ただ体を清潔にするためのものではなく、心と肌を慈しむ時間。日々の習慣の中で、肌にやさしい選択をし、自分自身をいたわることが、真の美しさへと繋がると私は感じています。
セルフケアは、無理なく続けることが基本です。ご一緒に楽しく続けましょう。

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